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『純粋戦闘部門』 ArtemisVSとっきー 決戦前 Artemisサイド

『純粋戦闘部門』 ArtemisVSとっきー 決戦前 Artemisサイド

―――ここは砂漠に鎮座する遺跡。
繁栄していたころは闘技場であったであろうその場所で、私は今、挑戦を受けてくれた相手・・・とっきー氏を待っている。

戦闘スタイルは格闘戦を主とするタイプ。

同じ近接戦闘型として、私の剣術がどこまで通用するか、楽しみだったりもする。

不意に、今まで吹き荒んでいた風がやむ。

「きたみたいですね・・・。」

ポツリとつぶやく。そして数瞬後、彼の姿が視界に入ってくる。その瞬間、


―凍っていたんじゃないかと思うぐらい、全身の血が騒いだ。


―私は狂っているんじゃないかと思うぐらい、激しい戦闘衝動に、駆られた。


地面に突き刺してあった愛刀「ミステルテイン」を引き抜くと、彼の元へ歩み寄っていく。

「とっきーさん・・・ですね?」
「ええ、そうです。」

彼の目を見る、その揺るぎのない、真っ直ぐで、澄み渡った瞳を。

「Artemisです。全力をもって、正々堂々と戦いましょう。」
「もちろんですよ。」

そう言ってお互い見あう。もう言葉は要らない。

後は自身の全てを賭けて、全身全霊をもって、戦うだけなのだから。