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悪怒vs魂炎 決闘 悪怒サイド

悪怒vs魂炎 決闘 悪怒サイド

魂炎「そのやばげな装備から押さえさせてもらうぜ!」

 戦闘の開始直後に攻撃を仕掛けたのは魂炎である。多弾頭ミサイルが火を噴く。そのいくつかが破裂する。

悪怒「な?!」

 レーザーの威力が落ちる。煙幕がレーザーの威力を落としたのだ。さらに銀色の光が見える。チャフが撒かれたようだ、相手が見えない。そこにガトリングの弾が飛ぶ。

悪怒「しまった!」

 両手のスナイパーライフルが破壊される。視界を押さえられた上、遠距離武器も破壊された。さすがと言うべきだろう。

悪怒「だがまだだ!」
魂炎「惜しいけど、そこまでだ。」

 ミサイルポッドをはずし身軽になった魂炎がさらに攻撃を仕掛ける。右手の刀で腰の武装を破壊する。

悪怒「ぐわぁ!!」

 悪怒が地に伏せる。装備はすべて失った、残るは背部バックパックのみ。

魂炎「もう勝負は決まったものだな。…さて吸血の時間だ、覚悟はいいか?」
悪怒「ああ、そうだな。」

 魂炎が背後から悪怒の首筋に噛み付こうとした。そのときであった。

悪怒「背部装備パージ!」
魂炎「なに!」

 爆音とともに魂炎が吹き飛ぶ。パージと言うより爆発である。壁に激突し、魂炎の背部パーツがはじけ飛ぶ。

魂炎「自爆?!まさか…」
悪怒「いや、違うぜ!」

 爆煙の中から悪怒が姿を現す。間接各部からはまだ煙が出ている。

魂炎「無茶をしたわけか…だが装備のないおまえに勝機はない。おとなしく血をすわれろ。」
悪怒「お断りだ。」
魂炎「そうか…だが、どうやって俺に勝つつもりだ。」
悪怒「こう…やってだ!」

 悪怒は持っていた石を相手に投げる。魂炎は攻撃を読んでいたのかそれをこともなげによけ、ガトリングを悪怒に向ける。

魂炎「ふ…最後の足掻きを!」
悪怒「足掻き?違うな!」

 ガトリングの前にアーマーがあった。と同時に腹に衝撃が走る。魂炎は先ほどの攻撃が陽動であることに気がついた。だがその程度で倒れる魂炎ではなかった。

魂炎「まだまだぁ!!」
悪怒「いや終わりだ!」

 魂炎の首筋にレーザーブレードが当たる。悪怒の最後の攻撃。それはひざに隠してあったレーザーブレードであった。アーマーの攻撃はこの布石に過ぎなかった。

魂炎「三段構えだったってことか?」
悪怒「いや、四段だよ。このレーザーブレードは封印プログラムをまとわせてある。チェックメイトだ。」
魂炎「…降参だ。」

 『降参を確認。悪怒の勝利を宣言します。』