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黒龍vsヴァラッド 決戦 黒龍サイド

黒龍vsヴァラッド 決戦 黒龍サイド

「あなたは私のてんちょを斬った・・・絶対に許さない!!」
「悪いな・・俺はあんたを超えて、もう一度彼と戦う!!!」

先制はヴァラッド、「セット・・アルスマグナ・フロム・アウター!!!」
収束砲が黒龍に向けて放たれる。
「そんな直線射撃が・・俺に当たるか!!」
「これで終わりと思ったか?セット・・・・アルスマグナ・フロム・エルダー!!!」
「なにっ!!」
よけた方向へ向けて多重拡散砲撃が黒龍に直撃した。
「ぐあぁああああああ!!!」
「弱いですね・・人外とはいえただの「凡人」が、邪神に挑もうとする事事態、無謀としか言いがたいです。」
「そうだな・・確かに無茶苦茶だろうな。俺のやってる事は・・だけどな!!」
「!?」
「人を捨てた俺と、一緒にいたいと言ってくれる人がいる。辺ぴな体になった俺でも、愛してくれている人がいる・・」
「・・・・・・」
「だから俺は・・・あいつの為にも絶対負けられない!!俺は強くなる。あんたを超えて・・男としてフィルを護れる強さを手にしてみせる!!」

そうか・・・この男は、愛する人の為に必死に強くなろうとしている。想いの強さ・・か。
「それならこの私も負けられない!!想い人の為に戦うのは、貴様だけではない!!!」

参刃痕・・・多角からの次元屈折斬撃が繰り出される
「死ねぇええええええ!!!」
「うぉおおおおおおおおおお!!!」

槍を捨て、炎剣一つを両手持ちに切替え、正面から突破していく。
幾重にも斬られていく黒龍。
一閃の間に9つの斬撃を生むこの技、何度も剣を振るわれたらこちらに勝目はない。
しかし、彼の速度は音速、一刀の間に近づくこともできる。
それでも正面突破・・。肩、右足、左腕・・装甲が次々と飛び散っていく。
それでもなお特攻していく。
「こいつ・・・正気か!?」
「くらえぇえええええええええ!!!!」
一閃・・・切り裂かれ、気絶しながら地に墜ちていくヴァラッド。
「くっ!!この高さから落ちたらやべえよな・・さすがに」

飛びつき、とっさに彼女を抱きかかえる黒龍。
「あんたも必死なんだな・・愛する人の為に・・」
彼女を降ろした後、自分も大の字になって倒れこむ。
そして通信機にスイッチを入れた。

「フィルか?あぁ・・なんとか勝った。とりあえず迎えに来てくれ。あと救急箱1個、と俺の飯。まぁ・・薬が邪神様に効くかわかんねえけどな。ほっとくわけにもいかんし。」
そこで通信を切り、最後にこうつぶやいた。

「無茶苦茶だったけど・・こうして見ると結構可愛いんだよな・・。邪神様っていうよりこりゃお姫様か。さしずめ蒼夏さんは王子様ってところかな?」

そんな一言をつぶやき、一時の眠りについた・・。