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悪怒vs廃人 決戦 悪怒サイド

悪怒vs廃人 決戦 悪怒サイド

 悪怒は攻めあぐねていた。スピードは増しているはずである…命中は下がっているがあたれば動きは封じれるので意味はない。ほとんどの能力が上回っている筈であった。

悪怒「いい加減降参したらどうだ?攻撃も届かずよけるだけではいずれやられるぞ?」

 こちらの心のうちを読まれないように降参を呼びかける。だが…

廃人「相手の装備が凄すぎて降参、なんてできねぇよ。荒刃流はいかなる場合でもそれを砕き、切り裂いて進むのが身上でね。人が作ったものであるならば、必ず壊せるさ」
悪怒(ちぃ!)

 木々の隙間を縫い、悪怒が攻撃を仕掛ける。廃人は何かを待つかのごとく動きを早める。

廃人「さて、これ以上は集中力も怪しくなるしな、行かせて貰う!」

 そのとたん廃人の姿を見失う。

悪怒(しまっ…)
廃人「荒刃流 秘奥乃壱式変化 <砕鬼(くだき)>!」

 廃人の技が決まる。悪怒はがけに激突し、意識を失った。…置き土産を残して。

廃人「くそ、いたちの最後っ屁ってか」

 廃人の接近と同時に撃っていたのだ…まさに紙一重。悪怒の弾が先に当たっていれば地面に横たわっていたのは廃人のほうであったろう。ほんの少しだけ廃人に勝利の女神が微笑んだ結果だ。

廃人「そろそろ、潮時……なのかもな」

 その姿を見て廃人はつぶやいた。