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ソープVSリョウ健○ 決戦 リョウ健○サイド

ソープVSリョウ健○ 決戦 リョウ健○サイド

「ガッデム、まさか最初からとんでもない人に当たるとは・・・」

つくづく運のない男である。今の俺はそう思った。勢いだけでこのグレートマスターウォーズなるものに参戦してみたものの、まさか相手が名のあるオーナーであるとは夢にも思わなかった。

「こんなことなら、もっと重武装してくるんだった・・・使えないだろうけど」

相手が相手だ。沢山武器を持っていってその場で適切な武装で切り替え、闘うこともできたが・・・ソンナ技量もないのでは意味がない。よって俺は得意なバズーカで来ている訳で。

「と、そうだ。挨拶しないとな。」

これから戦う相手だ。無線越しだろうが相手に敬意を持って挑むに限る。其れが俺が人生で学んだ事でもある。

「どうも初めまして対戦相手のしろ・・じゃなかった。ソープさんですね?」
「貴方が私のお相手かしら? お手柔らかにお願いするわ さぁ、私と素敵なひとときを楽しみましょう。抜けられない快楽を教えてあ・げ・る?」

・・・ガッデム。予想外のパンチだ。なんと言うか、妖美というかなんていうか・・・俗っぽく言えば実に「エロい」。某固体の蛇氏ではないが、○欲を持て余す・・・!!

「はわっ!?え、あ、ど、どうも・・・」

・・・落ち着け、俺。いきなり予想外ではあるが、色仕掛けに引っかかるな。そう自分に言い聞かせる。そうだ、俺は清純派(自称)だ、こういう手に引っかかる物か・・・イヤ、狼狽している時点で無理か。

「と、ともかく・・・相手は狙撃タイプだったな。なら・・・」

手持ちのバズーカ用カートリッジを見る。一応、通常弾のほかに色々持ってきている。その中で使えそうな閃光弾を装てんする。そして、予備カートリッジはトリモチ弾だ。相手は狙撃タイプ、なら視覚を奪い、其処をトリモチで動けなくすれば、或いは・・・。

「・・・まぁ、なるようになれだ!!俺は俺の戦い方で行けば、それでいい」

風が出てきた。ふわりと風に乗って甘い香りがする・・・思わずめまいがしそうな所を、何とか正気に戻す。恐らく、この風の向こうにいるはずだ。

「・・・素人には素人なりの戦い方がある、ソレを見せてやる」

・・・どっかで聞き覚えのあるセリフを支えにして、俺は戦場へと踏み込んだ。