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ヴァラッドVSリョウ健○ 決戦 ヴァラッドサイド

ヴァラッドVSリョウ健○ 決戦 ヴァラッドサイド

相手は高機動 一撃離脱タイプ

正直に言うと 今の私には分が悪い
この足は 瞬発力だけはあるが通常歩行は亀だ
また この形態では魔術の系統が通常ともメトセラとも違うので
急接近してくる相手を捕らえきれるものはあまり無い
そして 今回 ただ勝負をするだけじゃない
「清純でいさせてあげない」 それを実行しなくては・・

だから 戦いは一方的なものだ 
表面的にはね 

薄く設定した位相式結界を張り 武装を手放しけんきちんの攻撃を受ける 結界の表層部分が切り裂かれるが その瞬間に “ささやく”

「いたいよ・・・・」

飛び去ったけんきちんが動揺するのが見える
-----------かかった-----------
<囁く隣人>      発動

その後も私は一方的に切り裂かれる 実際 この機動性を持つ相手の迎撃はこの形態では難しいのだから当然だけれど 
そして その度に “囁く”

「やだ・・・・」 「やめて・・・・」 「どうして・・・・」 
「私が・・・・・嫌い?」
これは効いたらしい 動揺がはげしくなったのが見て取れる 流石清純派  この系統で行く
「嫌わないで・・・・・」 「拒絶しないで・・・・・」
動揺がピークになってるようだ でもまだ足りない
けんきちんが突っ込んでくる 勝負を決めるつもりかな
パキィィィ・・・・ン
位相結界が爆ぜる   同時に

「寂しい・・・・・・よ・・・・・」

トドメの言葉を囁く     でも 誤算
効果発動より早く けんきちんの剣が私にとどき
私はくず折れる  それを

トサッ・・・・・

けんきちんが受け止めていた

「・・・・・・どうして・・・・・?」
リョウ建○「・・・・どうしてだろう 放っておいちゃいけない気がしたんだ・・」
「・・・・・そう・・・・・・」
リョウ建○「思いっきりやっちゃって 悪かった」
「いい・・・・・・・ありがとう・・・・・・・・それと・・・・・・・・・ごめんね?」
私はそういいながらけんきちんに抱きつき
しっかりとホールドした
リョウ建○「・・・・・へ?」

set:Energy Predator

リョウ建○「や・・やっぱそうなるのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「うん・・・・・・ごめんね?」
リョウ建○「そう思うなら離してくれ~~~ アーーーーーー」
「やだ・・・・・・・離さない・・・・・・・・・」
リョウ建○「ふにゃぁ~・・・・・・・・・・」
「あ カワイイ・・・・・・」
私の腕の中でけんきちんはシオシオふにゃふにゃになっていく
もはや抵抗は出来ないだろう 私はホールドを解く だが
リョウ建○「に・・・・・逃がさないんだから」
「!!」
今度はけんきちんが私をホールドしに来た  誤算 ここまで動けるなんて
「無駄・・・・・・・今の貴女では・・・・・・私に勝てない・・・・」
リョウ建○「それでも! アタシは!! 負けられないのよぉぉぉ!!!」
そう叫んだけんきちんのランドセルが火を噴き 私たちは離陸する
向かう先は このフィールドの外
「! ・・・・・・離して」
リョウ建○「いやだね 連れないこと言わずにこのまま一緒に逝こう・・・・・・・ぜ」

ズドォォォォン

審判「ヴァラッド・リョウ建○ 両者フィールドアウト ドロー!」

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「う・・・・・」
起き上がると けんきちんが私を掴んだまま気を失っていた 離してくれそうにない
「・・・・・・・・・・・・・・」
私は 待機させていたあいおんを呼ぶと
「・・・・・・実際に・・・・・・・・・・・うれしかったよ・・・・・」
それだけ言うと けんきちんの首筋に とあるマークを付けた


ついでに その様子をあいおんに写真に収めさせたのは言うまでもない   後日 一枚郵送しておいた・・・・・・・